長岡の魅力向上や起業のアイデアを競う「ながおか仕事創造アイデア・コンテスト」の公開審査会をアオーレ長岡で開催しました。
コンテストは「ながおか・若者・しごと機構」の先行事業。7月から9月までアイデアを募集し、小学生から30代までの若者から地方創生に向けたアイデア196件が寄せられました。
新規性、実現可能性などの視点から1次審査で選ばれた優秀賞の中から最優秀賞を決めるため、応募者がプレゼンテーションを行い、若者や起業家などの審査委員の質問に答えました。
住んでいる人があったらいいと思うアイデアや市外の人が行ってみたいと思うようなアイデアを募集した「いいね!アイデア部門」では、刈谷田中学校の高見梨花子さんのアイデアが最優秀賞に。栃尾の雁木通りで四季ごとに「夜のランプ祭」を開催し、全国からランプ作品を募集・展示しようというものです。「もし実現したら、全国の人が栃尾に注目し、地域が活性化するイベントになってほしいです」と受賞の喜びを語りました。
そのほか、「信濃川の土手でフリーマッケットを開催」「空き家を使ったレストラン、図書館」など、ユニークなアイデアが寄せられました。
長岡での新しい事業や商品のアイデアを募集した「起業アイデア部門」では、膨張率が低くリサイクル可能で低価格な“竹”を原材料とした合成木材建材の製造・販売をするという、長岡技術科学大学の浴廣(えきひろ)義紀さんのアイデアが最優秀賞に輝きました。
ほかには「鉄工の技術を応用したおもちゃの製造」「日本文化を味わえる神社ホテルの運営」などが寄せられました。
優秀なアイデアは、12月1日設立のながおか・若者・しごと機構で検討し、実現に向けた支援を行っていきます。(T)
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