市が進める「熱中!感動!夢づくり教育」の一環として、市内の小学6年生2,510人全員を「劇団四季夢づくりミュージカル『人間になりたがった猫』」に招待しました。
会場の市立劇場は、子どもたちのにぎやかな声でいっぱいに。開演を知らせるブザーの音が鳴り響くと、みんなおしゃべりをやめて舞台に注目しました。
森に住む猫のライオネルは、口答えをした罰に、主人である魔法使いに人間へと変身させられてしまいます。
でも人間にあこがれていたライオネルは、喜んで町へ。そこでたくさんの人々と出会い、初めての恋や涙を知ります。
人々もライオネルの純粋さに触れ、命や仲間の大切さに気付いていくという物語です。
コミカルな演技の場面では、会場のあちこちから笑い声が。舞台で繰り広げられる大冒険に、みんな引き込まれていました。
終演後、出演者たちがお見送りし、子どもたちは笑顔で会場を後に。ミュージカルを見たのは初めてという子どもからは、「滑らかで切れのあるダンスに驚いた」「本当は猫だけど仲間ができたのが素敵だと思った」という感想が聞かれました。
一流の芸術に触れ、心に残る貴重な体験になったようです。(H)
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