最終更新日 2016年4月1日
各地域の総力を結集し、仕事唄や伝統行事、活動を披露する市民が主役の一大イベント「AORE Mi Amore NAGAOKA(アオーレ ミアモーレ ナガオカ)~長岡人(ながおかびと)の心意気~」をアオーレ長岡で開催しました。
総合プロデューサーは宇崎竜童さん、総合司会は阿木燿子さん。これまで何度も長岡に足を運び、演技指導などこの日のための準備を行ってきました。
総勢650人が出演し12演目を披露したこのイベント。“長岡人の心意気”を精一杯込めたパフォーマンスに、映像・音・照明が一体となった演出で、会場を魅了しました。
最初に「楽器の動物園ウヰンドバンド長岡」のみなさんが吹奏楽を披露。
こちらは「石場かち、天神囃子(ばやし)」。山古志地域竹沢地区の建築関係者の間で歌い継がれてきた仕事唄です。山古志仕事唄伝承の会、山古志小・中学校が見事に歌いました。
CLOPプロデュースC-DRANKY(シードランキー)のダンス。
新潟県連若鳶(とび)会(中部ブロック若鳶会)が、梯子(はしご)乗り、纏(まとい)、木遣(きやり)を披露。梯子の上で絶妙なバランスを保ち、くす玉を割ると「長岡人の心意気」の幕が。
このイベントのために結成した合唱団「ミ・アモーレ合唱団」と、コーラスグループのひふみレインボーの美しいハーモニーが会場に響き渡ります。
書道パフォーマンスでは、長岡大手高校書道部のみなさん、書・篆刻(てんこく)家の柳澤魁秀(かいしゅう)さんのお弟子さんたちが、筆に思いを込め、全身全霊で「今」を表現。
柳澤さんが、「生きる」の文字を揮毫(きごう)しました。
寺泊・越路地域の杜氏・蔵人による酒屋唄。酒造りの作業の中歌われる仕事唄を継承しています。
ナカドマとアリーナをつなぐ花道では、宇崎竜童さんがミニライブ。
長岡アロハクラブのフラダンスに阿木さんも参加。会場全体が華やかな雰囲気に包まれました。
弓踊り保存会による弓踊り。和島地域の宇奈具志(うなぐし)神社に伝わる祭礼の六夜祭で奉納される踊りです。体をそらせて天を仰ぎ見ながら弓を引く姿は、独特な趣があります。
Y′Sバトンスタジオのみなさんが、バトントワリングの華麗な演技を披露。
長岡少年少女合唱団が「お米は神様」を合唱。宇崎さんが作曲、阿木さんが作詞したこの曲を子どもたちが元気いっぱいに歌いました。
クライマックスは、とっておきの長岡「和太鼓の会」、悠久太鼓長岡青悠会・長岡光悠会が大迫力の和太鼓演奏。
友人が出演したという女性は「とにかくどの団体もとても素晴らしかったです。アオーレ長岡ができたことで、こんなに素晴らしいものに触れることができるようになった。うれしいです」。
当日の様子は、11月6日(水)午後7時~7時55分に、BSN新潟放送の特別番組で放送します。本番だけでなく、練習風景や、宇崎さんのプレライブの様子など、宇崎さんと共に創り上げてきた軌跡を収録。ぜひご覧ください。(T)
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