最終更新日 2017年4月1日
わが国の耐震基準は大規模な地震が起こるたびに見直され現在に至っており、昭和56年6月1日に新耐震基準が施行され、壁の耐力が3割ほど強化されています。このため、新耐震基準以前に建てられた住宅については耐震性が不十分と思われるものが多く見受けられます。中越大震災を契機に一度、わが家の地震に対する強さをチェックしてみてはいかがでしょうか。
現在の耐震基準は「人命の保護」に重点を置き、その建物が存在している間に遭遇するかどうか極めてまれな(数百年に一度起こる)震度6強クラスの「大地震時に倒壊しない」ための耐震性確保を目標としております。
耐震基準は次の総合評点により判定されます。
総合評点 | 判 定 |
---|---|
1.5以上 |
倒壊しない |
1.0以上1.5未満 |
一応倒壊しない |
0.7以上1.0未満 |
倒壊する可能性がある |
0.7未満 |
倒壊する可能性が高い |
診断の方法としては、長岡市は雪国であることから、通常屋根の上に積雪1m考慮して診断を行います。
市では、戸建木造住宅の耐震診断、耐震改修工事に費用の一部を助成しております。
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