最終更新日 2024年12月4日
企業等における女性活躍推進の理解を促進するシンポジウムを開催しています。
アオーレ長岡で令和6年11月28日、「多様な人材に選ばれる企業経営」をテーマにシンポジウムを行いました。
第1部では、「はたプラチナ賞」の表彰式を行いました。働き方改革においてロールモデルになる優れた取り組みを行う企業2社が決定。仕事で必要なスキルを身に付ける研修だけでなく私生活の充実を図る金融教育など、社員の成長を多角的にサポートするコンドウ印刷(株)と、人間ドック費用の全額負担や社員同士が健康情報を交換できる場の提供など、社員の健康保持・増進に取り組む(株)サカタ製作所が受賞しました。
第2部では、愛知県瀬戸市にある大橋運輸(株)代表取締役社長・鍋嶋洋行さんが講演しました。採用が今後の経営課題になると考え、10年前から女性活躍やダイバーシティ経営、健康経営などの取り組みを行う同社。現在は、大学や高校に求人票を出さずに、7年連続で新卒採用ができているそうです。鍋嶋さんは「ダイバーシティ経営などの取り組みにお金を割き、継続することは会社のアピールポイントになる。大きな資金もかからないので、気軽に取り組んでほしい」と話しました。
ダイバーシティ経営に取り組む市内企業とのトークセッションでは、それぞれの企業の取り組みや考え方に、参加者たちは興味深く聞き入っていました。
令和5年11月16日、ミライエ長岡で、女性活躍推進シンポジウム『女性活躍とダイバーシティが未来を切り拓く』を開催しました。
第1部の基調講演は日本経済新聞社編集委員の石塚由紀夫さんから、『成果を導く女性活躍/ダイバーシティ』と題して、女性活躍の現状や必要性、女性管理職の伸び悩み・女性の正規比率の低さなどの課題や、管理職となる女性を育成するための先進企業の取り組みを紹介いただきました。
第2部は、働きやすい職場づくりを進める市内企業を表彰する「はたプラチナ賞」表彰式とトークセッションで、受賞した企業から活動を紹介していただきました。
受賞したのは株式会社大光銀行様と日本精機株式会社様です。
株式会社大光銀行様は、6か月以上の育児休業を取得した社員に夕食の宅配費用を支援しているそうです。非常に印象に残りました。
日本精機株式会社様は管理職に女性の健康を学ぶセミナーを開催したり、制服を経血汚れが目立たないデザインとカラーに変更するなどの取り組みをされています。
男女ともに働きやすい、プライベートと両立しやすい企業が長岡市に増えていくことを期待しています。
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