最終更新日 2017年4月1日
長岡市は非核平和都市を宣言しています。
非核平和都市宣言
1984(昭和59)年8月1日 長岡市議会議決
長岡市は、昭和20年8月1日の大空襲により、一夜にして多くの尊い生命と財産を奪われた県内唯一の戦災都市である。
あの悪夢のような空襲から39年の歳月が流れた。この間、長岡市は、市民の血のにじむような努力によって戦災の復興をなし遂げ、今日の繁栄をもたらし、更に文化都市として大きく生まれ変わろうとしている。
私たちは、私たちの先達から受け継いだこの貴重な財産を、次の世代に引き継ぐ歴史的な使命を負っている。これを再び戦火にさらすことは、絶対に許されない。
世界に戦禍の絶え間なく、核戦争さえ危惧されるなかにあって、私たちは、今こそ被災地の悲惨な体験を強く訴え、戦災都市長岡から平和の灯を広げていかなければならない。そして、それが、戦災の犠牲となったかたがたのみたまに報いる道であると信ずるものである。
よってここに、戦災復興40年を迎えるに当たり、非核三原則の遵守と核兵器の廃絶を求め、世界の恒久平和維持への願いを込めて、わが長岡市を「非核平和都市」とすることを宣言する。
長岡市
昭和59年8月1日
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