最終更新日 2024年4月1日
国は鳥インフルエンザなどの感染症でトキが絶滅することがないよう、佐渡以外の地域での分散飼育に取り組んでいます。
長岡市は平成20年12月に国から分散飼育地として指定を受け、環境省と新潟県、佐渡市の協力のもと平成23年4月にトキ分散飼育センターを開設し、同年10月からトキの分散飼育を開始しました。平成24年から毎年卵のふ化があり、現在まで繁殖は順調に進んでいます。
分散飼育施設で産まれた幼鳥は、その年の秋に佐渡トキ保護センターへ移送します。佐渡では放鳥候補となったり飼育施設で親鳥として活躍しています。
平成24年から令和5年10月末までの間に、長岡市からは幼鳥56羽を佐渡へ移送し、このうち46羽が放鳥されています。
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