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トップ > くらし・手続き > 環境保全・自然 > 外来生物 > 特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」について

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特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」について

最終更新日 2024年7月1日

外来生物法に基づく特定外来生物に指定されているクビアカツヤカミキリは、新潟県内ではまだ確認されていませんが、2024年4月末の時点で13都府県において発生が確認されています。本虫はサクラやウメ、モモなどに寄生し、樹木内部を食い荒らすため、加害された樹木は衰弱し、やがて枯れてしまいます。また繁殖能力が非常に高く、成虫の雌が樹木に産み付ける卵の数は、カミキリムシの仲間の中でも群を抜いて多いため、生存に好適な樹木(主に上記のバラ科樹)が多くある所に侵入すると、数年で樹木が次々に枯れる甚大な被害をもたらします。2022年を最後に発生都府県数は増加していないものの、発生都府県内において発生範囲が拡大していることを踏まえると、未発生地域への侵入が懸念されています。

【参考】クビアカツヤカミキリの侵入に警戒を(農林水産省・環境省・林野庁からのお願い) PDFファイル (PDF 502KB)

クビアカツヤカミキリとは

  • 原産地は中国、モンゴル、朝鮮半島、台湾、ベトナムなど
  • 大きさは約3~4センチ(触角は含まない)
  • 特徴は、からだ全体が黒く光沢があり、頭部の下(前胸の一部)が赤く、突起がある。
  • 成虫はジャコウのような匂いを放つ。
  • 被害樹木はサクラ、ウメ、モモ等のバラ科植物を中心に多種の樹木
  • 幼虫は樹木の内部で2~3年過ごして食い荒らし、枯死などの被害をもたらす。
  • 幼虫は木に開けた穴から、かりんとう状の「フラス(幼虫のフンと木くずが混ざったもの)」を排出する(5月~9月にかけてよく見られる)。
  • 成虫は5月末~8月頃に被害樹木から出現し、木の幹や枝の樹皮に産卵する。卵はブラックライトを照射すると発光するため、簡単に発見可能。
「クビアカツヤカミキリの成虫」の画像
▲クビアカツヤカミキリの成虫
「幼虫が排出したフラス」の画像
▲幼虫が排出したフラス

(画像の出典:埼玉県環境科学国際センター)

対策方法

繁殖能力や拡散能力が高い本虫の被害を食い止めるためには、早期発見・早期駆除が重要です。成虫を発見した場合は踏みつぶすなどしてその場で駆除してください(生きたまま持ち運ぶことは「運搬」に該当し、外来生物法違反となってしまいます)。
また、ネット(目合4ミリメートル以下の防鳥ネットなど)を被害樹木に巻き付けることで、成虫の拡散を防止することができます。ほかに本虫対策に使用できる農薬による駆除や、被害樹木の伐採によって被害拡大を防除します。

関連リンク

このページの担当

環境政策課
〒940-0015 新潟県長岡市寿3-6-1(環境衛生センター)
TEL:0258-24-0528  FAX:0258-24-6553

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