最終更新日 2024年3月1日
環境等に配慮し、住宅付近への化学物質の使用量の低減を図るため、平成23年度からアメリカシロヒトリや衛生害虫駆除剤の無料配布を廃止しています。
アメリカシロヒトリ及び衛生害虫駆除対策としては、出来るだけ薬剤に頼らない次の方法をとってください。
なお、やむを得ない場合の措置として薬剤を使用する場合は、薬剤の使用及び保管時の注意事項を遵守するとともに周辺環境へ十分配慮してください。
アメリカシロヒトリの効果的な駆除方法
アメリカシロヒトリは、早期発見・早期駆除で、樹木を守りましょう。
樹木の所有者が責任をもって発生時期と発生しやすい樹木をあらかじめ確認しておくなどして、幼虫が巣網の中で群生している初期に発見し、駆除してください。
駆除方法としては、注意深い観察のもとで、幼虫が卵からかえって樹木全体に広がる前の巣網を作って集団生活をしているときに枝葉を切除し、踏み潰すか燃やすごみとして処分をする方法が有効です。(※枝葉・草には出さないでください)
アメリカシロヒトリが樹木全体に広がってしまい、やむを得ず薬剤を散布する場合は、発生樹木に限定する等飛散防止に努めてください。
衛生害虫を防ぐ環境的対策について
衛生害虫の生態を理解し、害虫の発生源をなくす環境づくりが大切です。
蚊やハエは感染症を媒介することもあり、成虫になると生息場所も広範囲となるため防除が難しくなります。そのため、発生源を絶つことが重要です。
具体的な対策としては、ごみや汚物などの適切な処理、住居周りの湿った草むらの雑草の草刈りなどのほか、自宅の排水ますや側溝等の定期的な清掃、くみ置き水の定期的な取替えや不必要な水溜りの排除などを実施し、蚊やハエの発生源を抑え、人の健康や環境に配慮した対策に努めてください。
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