最終更新日 2021年4月7日
長岡市では、谷間や山の斜面に土を盛って住宅地として造成された大規模盛土造成地が身近にあることを知っていただくことにより、市民の皆様の防災意識を高めていただく目的で大規模盛土造成地マップを作成しました。
マップはその所在を示すものであり、危険な場所を示すものではありません。
近年の大地震では、大規模盛土造成地で滑動崩落が発生し、多くの宅地被害が生じました。国は今後も想定される大地震による被害を軽減するため、大規模盛土造成地マップを作成し住民への情報提供を推進しています。
そこで、このような大規模盛土造成地が身近にあることを知っていただき、市民の皆様が安全を確保し、財産を保全する契機として活用していただくものです。
なぜ盛土造成地はつくられたのか
日本の国土は、平地の面積が約3割と少なく、大半が山地に囲まれています。高度経済成長期などでの都市部の人口増加に伴い、宅地として利用できる平らな土地が不足してきました。その結果、住まいの場所は近郊の丘陵地や台地、山麓へと広がりました。
引用:国土交通省「我が家の宅地安全マニュアル」
大規模盛土造成地
盛土造成地は、谷間や山の斜面に土を盛るなどして作られています。このうち、過去の地震時の被害事例から、滑動崩落の発生が多かった盛土の面積や高さ、盛土をする前の地山の傾斜をもとに、大規模盛土造成地が下図のように定義されています。
引用:国土交通省「我が家の宅地安全マニュアル」
滑動崩落とは、地震時に造成宅地において、盛土全体又は大部分が、主として盛土底面部を滑り面にして、旧地形に沿って流動、変動又は崩落する現象のことです。
引用:国土交通省「宅地耐震化の取組に関するパンフレット」
大規模盛土造成地の抽出の手順
造成前と造成後の地形図を重ね合わせて大規模盛土造成地を抽出する手順をご紹介します。
マップ等のダウンロードは、下記リンクより行ってください。
注意事項
宅地耐震化推進事業に関するホームページ
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