長岡市の東南約10Km、ハイキングで賑わう南蛮山の中腹に「石工の道」が復元され、その周辺にユニークな彫刻の森があります。
昭和56年頃から、市内の彫刻家を中心とした県内一円の作家が、長年の歳月をかけコツコツと制作した個性あふれる作品を、地元の方々の協力を得て、自然豊なこの森に展示したものです。
彫刻の材料となる釜沢石は、村松地区の山から切り出されたもので、古くから重要な石材として、がん木の踏み石や弥彦神社の参道などに使われてきました。
また、かつて石切り場からふもとまで釜沢石を運ぶため、石を2列に敷いた道「石工(イシク)の道」も昭和63年に復元したものです。
なお、現在も彫刻家の皆さんの手で制作が続けられています。
近くには「定正院」「石工の道」「ミズバショウ群生地」「ブナ原生林」などがあります。