楽山苑の中心建物である「楽山亭」は明治25年三輪家11代当主、三輪潤太郎により建てられました。三輪家の祖先は越中の豪士でしたが、加賀前田家との戦に破れその後長岡に移り住んだ際に大坂屋で働き、主人に認められ与板に暖簾分されたと伝えられています。江戸時代は信濃川の河川交通を利用し商売を行い米、塩、海産物を京都や大阪で販売し帰りの荷で反物、薬、書籍等を運び回船業、金貸等の商いで越後屈指の豪商となりました。
簡素な中にもきめ細やかな仕掛けと匠の技が凝らされ、客人をもてなす様々な趣向にあふれた「楽山亭」は今も地域の人達から「べっそう」と親しみを込めて呼ばれています。
また、苑内には、親交の深かった良寛の歌碑が2基建立され、現在北方博物館に移築された茶室を復元した「積翠菴」があります。
その他にも室町時代の作と伝えられている十一面観音菩薩像が安置されている「観音堂」があります。
5月中旬には苑内をライトアップし、お茶会や演奏会などの催しが開催されます。
楽山苑の各施設は空いていれば有料で使用できますので、お気軽にお問合せください。
12月上旬~翌年3月末日までは、積雪状況により施設の利用ができない場合もあります。
所在地 | 長岡市与板町与板甲627番甲【地図】 |
---|---|
時間 | 午前9時~午後9時 |
休館日 | 12月28日~翌年の1月3日まで(積雪状況により休業する場合があります) |
料金 | 楽山苑内への入苑は無料 施設(楽山亭・積翠菴)を使用する場合は有料 午前9時~午後5時 1,500円 午後5時~午後9時 2,000円 ※ご利用になりたい方は事前に使用許可申請書の提出をお願いします。 |
利用方法 |
|
注意事項 | 利用時間には、準備及び原状回復に要する時間を含みます。 |
設備・備品 |
|
アクセス |
|
駐車場 | 有り |
問合せ | 与板支所地域振興・市民生活課 TEL:0258-72-3201 |
楽山苑使用許可申請書 (PDF 59KB)
このページの担当