摂田屋地区は、江戸幕府の御領地として味噌・醤油・酒などの醸造業が発展し、「醸造のまち」になりました。この地区は太平洋戦争での長岡空襲の被害が少なく、明治・大正時代の建物が今なお多く残っていて、現在も発酵・醸造文化の歴史を肌で感じられる場所です。
長岡市や摂田屋地区の魅力・情報を発信する交流拠点施設が旧機那サフラン酒製造本舗です。ここでは、地元食材を活かしたメニューが堪能できるカフェ、特産品販売コーナーがあるほか、長岡出身の絵本作家・松岡達英さんの絵本なども展示されています。
また、鏝絵（こてえ）で飾られた蔵には、十二支をはじめとする17種の動物・霊獣・九種の動物が極彩色に描かれ、全国の左官屋からは「鏝絵日本一」と讃えられています。
見どころ盛りだくさんの施設であり、また摂田屋地区のまち歩きの拠点として是非お越しください。