最終更新日 2023年12月14日
精神障害の有無や程度にかかわらず、誰もが安心して自分らしく暮らすことができるよう、医療、障害福祉・介護、住まい、社会参加(就労など)、地域の助け合い、普及啓発(教育など)が包括的に確保されたシステムのこと。
「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」は、地域共生社会を実現するための「システム」「仕組み」と解され、地域共生社会の実現に向かっていくうえで欠かせないものです。
制度・分野の枠や、「支える側」と「支えられる側」という従来の関係を超えて、人と人、人と社会のつながり、一人ひとりが生きがいや役割を持ち、助け合いながら暮らしていくことのできる包摂的なコミュニティや地域社会を作るという考え方です。
計画的に地域の基盤を整備するとともに、市町村や障害福祉・介護事業者が、障害の有無や程度によらず地域生活に関する相談に対応できるように、市町村ごとの保健・医療・福祉関係者等による協議の場を通じて、精神科医療機関、その他の医療機関、地域援助事業者、当事者・ピアサポーター、家族、居住支援関係者などとの重層的な連携による支援体制を構築していくことが必要です。
長岡市のしくみを構築するために、様々な関係機関等が意見交換を行う場として、「協議の場」を設置しました。
長岡市における「協議の場」は、長岡市障害者自立支援協議会に位置づけられます。それは、自立支援協議会が、医療、福祉等の地域の関係者が同じテーブルで一緒に考え、動いていくことが協議会設立の目的であり、日頃から支援している人たちが直面している地域課題を関係者がそれぞれの立場で知恵を出し合うことが重要とされているからです。
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