最終更新日 2024年4月1日
高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律とは
高齢者が尊厳を持って暮らすために、高齢者虐待を防止し、また、養護者の負担を軽減するための法律です。
1.高齢者虐待は5つに分類できます
高齢者虐待とは、高齢者が家族など養護者や介護サービス提供者から不適切な扱いを受け、高齢者の心身の健康が損なわれることをいいます。
◆身体的虐待 | ◆心理的虐待 |
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・たたく、つねる、殴る、蹴るなどの暴力的行為 ・動かないように縛る ・徘徊するので部屋に閉じ込める |
・怒鳴る、ののしる、悪口、無視する ・排泄の失敗を笑う |
◆性的虐待 | ◆経済的虐待 |
・同意のない性的接触、嫌がらせ ・罰として裸にする |
・必要なお金を渡さない、使わせない ・年金や預貯金を勝手に使う |
◆介護・世話の放棄・放任 | |
・空腹、脱水、栄養失調の状態にする ・おむつの放置、劣悪な状態や住環境の中に放置する ・必要な治療を受けさせない |
2.家庭での虐待に気が付いたら
何か不安がある時は誰でも相談できます。
地域包括支援センター、市役所(高齢者基幹包括支援センター)に相談してください。
・ショートステイの利用 ・保健医療、福祉関係者による相談支援
・施設等へ措置入所、入院 ・負担を減らすため介護保険サービスの導入
3.施設などで虐待に気付いたら
市役所の窓口(高齢者基幹包括支援センター)に相談してください。
職員以外の人も、生命や身体に重大な危険がある場合は相談(通報)する義務があります。
※虐待を受けている高齢者本人も相談(届出)できます。
相談(通報)した人の秘密は堅く守られます。まずは、ご相談下さい。
4.養護者にも休息が必要です 介護の負担をひとりで抱え込まないで下さい
訪問介護(ホームヘルプサービス) | 自宅を訪問して、身体介護や生活援助を行います。 |
通所介護(デイサービス)/通所リハビリテーション | 入浴・食事・機能訓練などのサービスを利用できます。 |
短期入所(ショートステイ) | 短期間宿泊して、入浴・食事・機能訓練などのサービスを利用できます。 |
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