令和6年4月より、医師の働き方改革として時間外・休日労働時間の上限規制が適用されました。

詳細はこちら（厚生労働省：医師の働き方改革概要）

市内の救急搬送は、長岡赤十字病院、長岡中央綜合病院、立川綜合病院の3病院による輪番制で受け入れています。長岡市内の救急出動・搬送件数は令和3年度以降年々増加しています。

（長岡市消防本部警防課：集計データ）

新潟県は全国の中でも医師の在籍数が少なく、県内を６つの２次医療圏に分けた場合、中越地域は医師少数地域に該当します。

（出典：新潟県,新潟県第2次医師確保計画（前期）,P15）

すでに医療の現場は医療従事者の努力だけでは持たない時代となっており、市民の皆様の協力が必要となっています。
特に夜間の急な診察が増加すると、後日の診察や検査・手術のスケジュールに影響が出てしまいます。

少し具合が悪いなと感じた時、紹介状もなしに大きな病院（長岡赤十字病院、長岡中央綜合病院、立川綜合病院）にかかれば、診察料のほかに、特別料金がかかり、予約で来院している方も多く、待合時間も長くなります。
（例）紹介状なしによる受診：診療費＋7,000円以上
また、診療時間外の受診では割増料金が発生し、少ないスタッフで運営している医療機関の負担も増します。
安易な病院への受診を控えることで、自身の金銭的負担、時間的負担が減り、また医療機関の負担も減ります。

診療時間内は医師や看護師など多くの医療スタッフがそろっており、充実した診療を受けることができます。救急要請や救急外来受診に当てはまらない場合は、日中の診療時間内に受診しましょう。

治療歴など日ごろの状態をよく知っている「かかりつけ医」を決めて判断に困った時に相談しやすい関係を作りましょう。

緊急性が低く、入院や手術を伴わない軽症患者の対応をする救急医療（一次救急）は、休日・夜間急患診療所、中越こども急患センター（さいわいプラザ内）で受診できます。
診療時間外・休日の急患診療体制（市HP）

夜間、救急車を呼ぶべきか、医療機関を受診すべきか判断に迷う場合は看護師等から受診の必要性や対処方法等についての助言、受信可能な医療機関の案内を実施しています。

※2024年5月3日（金曜日）から5月6日（月曜日）まで、2024年12月28日（土曜日）から2025年1月5日（日曜日）までの長期連休中は24時間相談可能

新潟県　救急医療電話相談・小児救急医療電話相談（新潟県HP）