UR都市機構が施行する大手通坂之上町地区の市街地再開発事業「米百俵プレイス(仮称)」の整備が進んでいます。既存建物などの解体工事は来年3月末に終了予定。11月中にA2街区の工事業者の公募を開始し、来年度、A1、A2、C街区(下図)の建築工事に着手します。
人づくり・産業振興のエリアが具体の形に
今月には、A2・B街区に入る市の「人づくり・学び・交流エリア」の実施設計が終了。空間のイメージが具体化します(上図)。人づくりと産業振興を基本方針に、誰もが新しいチャレンジの機会に出会える場を目指します。
人づくりの土台となるまちなか図書館は、豊かな暮らし方や働き方を「本」でサポート。学校では学べない新しい学びや、中高生や大学生などが中心となって活動できる場を設け、時代の変化に対応する人材を育てます。
産業振興では、先行実施しているNaDeC BASEを中心に、学生や企業の多様な人材をつなぎ、新たな発想を誘発します。経営や起業の相談窓口も設置し、ビジネスの課題解決を支援します。
効果は市全域へ波及
将来のまちづくりの活力に
これらの取り組みにより、教育・地域づくり・福祉・環境などあらゆる分野で新しい価値を創造し、まちなかから市全域に効果を波及させ、将来のまちの活性化につなげます。
今後は、エリアの名称募集や、管理運営手法などを検討しながら開館準備を進めます。 |