(問)健康課 ☎32・5000
生涯でがんにかかる確率は、男女ともに2人に1人。中でも、がんによる市内の死亡者数は”胃がん”が最も多く、約2割を占めます。
市は、胃がんの発症を防ぎ、早期発見・治療につなげようと「胃がんリスク検診」を行っています。血液検査で、胃がんの発生原因となるピロリ菌※の有無などを測定し、胃がん危険度(リスク)を判定します。早い段階での発見が重要なことから、”40歳から”65歳までの対象年齢を、”20歳から”に拡大しました(いずれも5歳刻み)。
また、3年前から市立中学2年生の定期健康検診でも同様の検査を実施。成長期の検査でピロリ菌の早期発見に取り組んでいます。
これまで、中学生を含む検診受診者の3割でピロリ菌が発見されています。早めの検診を心掛けましょう。
病気を発見するものではなく、胃がんにかかりやすいかどうかを調べる検査です。助成対象者には5月上旬に受診票を郵送します。
助成対象者=20・25・30・35・40・45・50・55・60・65歳で検診を受けたことがない人 検査料金=1,200円
エックス線撮影(バリウム使用)で検査します。申し込みをした人に、問診票を送付します。
対象者=40歳以上 検査料金=1,000円(70歳以上は無料)
※生活保護・市民税非課税・市民税均等割額のみ課税の世帯は手続きで無料
ピロリ菌は、親から子どもへの口移しなどで感染すると考えられています。そのため、子どもが感染していた場合、親も菌を持っている可能性があります。菌は胃にすみつき、自然になくなることはありません。
胃がんリスク検診は、血液検査のみですぐに終わります。子どもを持つ親や、これから親になる人、子どもに菌が確認された人は早めに検診を受けましょう。
健康課の保健師
★各種検診の詳細は市政だより4月号と一緒に配布した「健康カレンダー」をご覧ください
中越地域初の看護大学となる長岡崇徳(すとく)大学が4月1日、開学しました。
一期生は43人で、長野県や山形県など市外の出身者は約8割の34人です。高度医療に対応できる看護師を育成するほか、若者の定着や市の魅力向上も期待されます。市はこれまで施設整備費などを支援してきました。
学長の森啓(ひろし)さんは「中越大震災の経験を踏まえた災害看護が教育課程の大きな柱。米百俵の精神を踏まえて、地元密着の大学として市民のみなさんの健康を支えていきたいです」と語りました。
市は今後、同大学を加えた市内4大学1高専と連携したまちづくりを進めます。
【問】政策企画課 ☎39・2204
災害が突然起こっても、患者のみなさんを健康面、
精神面で支え、地域に貢献できる看護能力を身に付けたいです
入学式で誓いの言葉を述べる
齋藤智輝さん(4月4日)
深沢町に立地する大学
【問】環境政策課 ☎24・0528
トキと自然の学習館「トキみ〜て」で一般公開しているオスのトキ5羽の愛称が決まりました(写真)。5案による投票には1,617票が寄せられ、最多を獲得した名前になりました。
市民の想いの詰まった愛称によってトキに親しみを持ってもらい、施設の魅力を発信することで、さらなる交流人口の拡大を図っていきます。
たくさんの人たちに、トキの愛称を通じて長岡のこと(信濃川、寺泊野積、市の木「ケヤキ」、コシヒカリ、ホタル)を知ってもらいたいとの思いから。 ※5羽それぞれに( )内の色の足環(あしわ)を付けます
会いに来てね。待ってるよ!
トキを名前で呼ぶことで、長岡のことを知ってもらえるとうれしいです。
たくさんの人に見に来てほしいです。
▲愛称を考えた新潟大学教育学部
附属長岡中学校1年生・森山イルハさん
トキの安全性を確保しながら、ケージの金網を減らして見やすくしました。
所在地=寺泊夏戸2829番地
開館時間=午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料=大人100円、中学生以下無料 電話=75・3201
「越後長岡歴史館・博物館めぐり」スタンプラリーの冊子 を提示すると、トキみ〜てのグッズをプレゼントします!
【問】長岡観光コンベンション協会 ☎32・1187