29年度決算
日本一のふるさとをつくる
長岡モデルの地方創生を推進
【問】財政課TEL39・2209

 平成29年度の長岡市の決算(見込み)がまとまりました。
 「人づくり」「仕事づくり」による元気なまちづくりを最優先課題として、長岡版イノベーション(新たな価値の創造・変革)の推進、産業振興と働く場の確保、教育環境の充実と人材育成、若者の活躍と市民の力の応援に取り組みました。
 また、子どもの医療費助成の拡充や生活に密着したインフラの整備、平成29年豪雨や台風、豪雪への対応など、市民の暮らしの安全・安心の確保に全力を挙げました。
 さらに、集落支援員の配置など中山間地域や支所地域の持続・発展、2020年東京五輪・パラリンピックや長岡開府400年の機運醸成による交流人口の拡大に取り組みました。
 決算の内容は、監査委員の審査を経て、市議会で認定を受けます。

一 般 会 計
歳入 1,315億5,378万円
歳出
1,299億9,008万円

差し引き
15億6,370万円

※このうち11億5,916万円は、平成30年度に繰り越した事業の財源に充てます

いくらある?貯金と借金
貯金 107億6,237万円
(基金残高) 【前年度比△32億3,392万円】
同規模の市で上位

借金
1,519億 396万円
(市債残高) 【前年度比+6億7,741万円】】
市民1人当たり 55万6千円
【前年度比+6千円】
県内20市の平均以下
※県内20市の平均65万円
(平成28年度末)

特 別 会 計 特定の収入(保険料や使用料など)で、その事業の支出を賄う会計
会 計 名 歳  入 歳  出 差し引き
国民健康保険 279億5,587万円 274億2,308万円 5億3,279万円※
国保寺泊診療所 7,889万円 7,889万円
後期高齢者医療 25億5,662万円 25億5,461万円 201万円  
介護保険 275億6,674万円 269億6,418万円 6億 256万円※
診療所 3億2,990万円 3億2,990万円
と畜場 1億4,261万円 1億4,261万円
浄化槽整備 4,555万円 4,555万円
簡易水道 4億6,832万円 4億6,140万円 692万円  
※国や県から受け取る負担金が多かったことなどによるものです。もらい過ぎた負担金は、平成30年度に返します

企 業 会 計 その事業で得られる収入で支出を賄う独立採算制の会計
区  分 収  入 支  出 内部留保資金
による補てん
差し引き
水道
事業
収益的収支 62億5,842万円 53億2,714万円 9億3,128万円
資本的収支 12億7,118万円 42億 750万円 29億3,632万円
下水道
事業
収益的収支 100億7,713万円 97億7,889万円 2億9,824万円
資本的収支 59億7,033万円 94億 397万円 34億3,364万円
※決算資料は、アオーレ長岡1階の行政刊行物コーナーや各支所情報公開コーナーで9月上旬(予定)から閲覧できます



松籟閣(しょうらいかく)(越路)が
国の重要文化財
【問】科学博物館TEL32・0546
「松籟閣」の画像

 越路地域・朝日の旧平澤家住宅(松籟閣)が国の重要文化財に答申され、今後、正式に指定される見込みです。
 旧平澤家住宅は、朝日酒造(株)を創立した平澤與之助(よのすけ)の住宅として昭和9(1934)年に完成。現在は同社が所有し、「松籟閣」として広く親しまれています。平成15(2003)年には国の登録有形文化財に登録されました。
 外観は重厚な和風建築としゃれた洋風建築を並べた変化ある造りが特徴で、内部は各所を繊細なデザインで装飾しています。昭和初期の優れた住宅建築として評価されました。


さらなる振興、交流へ
 市内の重要文化財(建造物)の指定は、越路地域の旧長谷川家住宅に続き、36年ぶり2件目となります。近くには県内有数の紅葉の名所「もみじ園」もあり、今後、官民連携で観光振興や交流人口の増加に取り組んでいきます。

「西脇美智子さん」の画像 地域で育てる
文化財に


朝日酒造(株)
取締役

西脇美智子さん
 文化財は敷居が高いと思われがちですが、せっかく残すなら地域のみなさんに使って楽しんでいただきたいと、茶会や寄席などを行ってきました。重要文化財となることで、改めて地域の財産であることを実感しています。今後も地域のみなさんや行政と一緒に、この財産に新たな価値が生まれ育つよう活動していきたいと思います。



県内
市町村初
全国街路事業コンクール
「台町川崎線」が優秀賞!
【問】道路建設課TEL39・2231

 平成27年12月に開通した台町川崎線が、優れた街路整備を表彰する全国街路事業コンクールで優秀賞に選ばれました。国土交通大臣賞、全国街路事業促進協議会(主催)会長賞に次ぐ賞で、県内の市町村で初の受賞です。
 台町川崎線は、長岡駅と国道17号長岡東バイパスを結ぶ幹線道路で、行政機関や高校が立地。大手橋を4車線化し、自転車・歩行者用レーンを整備したことで、安全な交通が確保され、中心市街地へのアクセス向上につながっていると評価されました。また、除雪した雪の一時保管所(堆雪場)を雪のない時期に花壇などに活用していること、住宅地や大規模商業施設が整備され雇用創出と人口増加につながったことも認められました。
「台町川崎線」の画像
▲全国街路事業コンクールで優秀賞を受賞した台町川崎線
「台町川崎線」の画像

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