「3大学1高専の特色・専門性と企業家の技術、自由な発想を融合し、新産業の創出と次代に対応する人材を育成する」。
この目的を果たす場として6月2日、旧大和長岡店ビル1階にオープンする施設が「NaDeC BASE」です。
7年後の完成を目指す大手通坂之上町地区の市街地再開発事業の中で、市は人づくり・産業振興の拠点を整備します。これを受け昨年11月、3大学1高専が人材育成と産業振興の構想「NaDeC※構想」を提案。市は構想の一部を「NaDeC BASE」で先行実施し、再開発事業で導入する機能の検討を進めます。
学生の活動や異業種交流に利用できる各種スペース、3Dプリンターやレーザーカッターなどを備えたものづくり工房を設けるほか、壁のほぼ全面をホワイトボードにしました。運営は、3大学1高専、長岡商工会議所、市が共同で行い、学生12人も加わります。
今後、ここを拠点に産学官が連携して、人材育成と産業のイノベーション(新たな価値の創造・変革)を加速させていきます。 |