「新しい米百俵」によるまちづくり
次の100年に
向けて
力強く踏み出す |
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平成30年度の当初予算が決まりました。予算の骨格をお知らせします。 |
【問】財政課T39・2209 |
平成30年度は、AI(人工知能)技術の発達など大きな時代の変化と人口減少・少子高齢化が進む中、長岡開府から400年の節目を迎えます。
「米百俵の精神」が息づく長岡として、次の100年を創り出す人材と産業を育成するための未来への投資を積極的に行います。そして、市民の暮らしの安心と活力あるまちの実現に向けて力強く踏み出します。
最重要施策として、長岡版イノベーションの推進、産業振興と働く場の創出、人材育成と教育環境の整備、そして将来に向けた都市インフラの整備により、「新しい米百俵」によるまちづくりを進めます。
また、子育て環境のさらなる充実や健康・福祉・共生社会のきめ細かな推進に取り組みます。防災・災害対策、中山間地域と支所地域の生活の安心確保、身近な住環境の整備と地域経済の下支えにより、誰もが安心して暮らせるまちづくりを目指します。
そして、若者の活躍と市民活動の応援、地域の活力創造、スポーツによるまちづくりを推進。さらに、シティプロモーションを戦略的に展開し、長岡の魅力発信と交流機会の拡大、交流基盤の整備に取り組みます。
社会が大きく変化する今、イノベーションで時代を切り開き、次の100年に向けた架け橋を築いていきましょう。 |
今年度のポイント |
@新しい米百俵
〜人材育成と未来への投資〜 |
→4・5ページ |
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全庁的なイノベーションを進めるため、推進本部を設置 |
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3大学1高専との連携による「人づくり・産業振興」(NaDeC(ナデック)構想)を推進 |
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大手通坂之上町地区の再開発で建設する「米百俵プレイス(仮称)」に「人づくり・学び・交流エリア」を整備 |
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子ども・若者・大人向けにプログラミング教育を実施 |
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長岡北スマート流通産業団地の整備と分譲促進 |
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大積スマートIC(インターチェンジ)(仮称)の整備に向けた調査・検討 |
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「ながおか花火館(仮称)」や摂田屋地区情報発信拠点の整備 |
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開府400年記念事業の開催 |
A誰もが安心して暮らせるまちづくり |
→6・7ページ |
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子育て環境の充実 |
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子どもの貧困対策に専門職員を配置し強化 |
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自殺対策の強化 |
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障害者の就労を促進 |
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地域に寄り添い活動する集落支援員を増員 |
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生活に密着した地域インフラの整備や浸水被害対策を推進 |
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寺泊地域と栃尾地域にコミュニティセンターを開設 |
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若者の活躍と市民の活動を応援 |
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地域おこし協力隊員の増員 |
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オーストラリア競泳チームの合宿受け入れと市民交流を推進 |
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オ「発酵・醸造のまち長岡」などの地域資源を効果的にPR |
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オ観光通訳ガイドの育成などで、インバウンド観光を推進 |
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オ古志高原スキー場に夏季のにぎわいづくりの場を整備 |
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予算書は、アオーレ長岡情報ラウンジ、各支所の情報閲覧コーナーなどでご覧いただけます
全庁的にイノベーションを推進 |
514万円 |
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市長を本部長に、全庁的なイノベーション事業の掘り起こし・推進と情報発信をします。【⇒P12】
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産業イノベーションの推進 |
2,488万円 |
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介護支援などの課題に対して産学官金のプロジェクトチームをつくり、事業化に向けたイノベーションモデルを構築します。AI(人工知能)の活用も推進します。
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3大学1高専との連携による「人づくり・産業振興」
(NaDeC(ナデック)構想)の推進 |
2,438万円 |
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大手通坂之上町地区市街地再開発事業(仮称)に向け、3大学1高専から提案を受けた機能や事業を旧大和長岡店ビル1階で先行実施。学生や起業を目指す市民が活動する「コワーキングスペース」や、アイデアを形にできるものづくり工房などを展開します。【⇒P10】
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米百俵プレイス(仮称)「人づくり・学び・交流エリア」の整備 |
3,500万円 |
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大手通坂之上町地区市街地再開発事業(仮称)で建設する「米百俵プレイス(仮称)」に人づくり・産業振興の拠点を整備するための基本設計を行います。【⇒P10】
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プログラミング教育の推進 |
1,037万円 |
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ロボット型情報端末(ロボホン)を活用したプログラミング体験事業の実施やAIプログラミング教室を開催します。
▲定員を超える応募があった「親子で楽しむプログラミング体験」 |
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長岡版スマートアグリの推進 |
3,568万円 |
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ICT技術の活用や収量の多い業務用米生産の実証実験を行い、研究会で検証します。
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起業・創業の支援 |
1,774万円 |
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U・Iターン起業や起業後の相談サポート体制を強化。チャレンジショップなど若者の起業・出店を支援します。
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長岡開府400年記念事業の推進 |
5,104万円 |
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記念式典や企画展、講演会を開催。市民企画実施事業を支援します。PR冊子の作成や、特別番組を放送します。【⇒P23】
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長岡まつりの支援 |
2,452万円 |
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長岡まつり平和祭、昼行事などの支援。牧野家ゆかりの地・愛知県豊川市の手筒花火を平和祭で打ち上げます。【⇒P15】
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市立図書館開館100周年を記念し、特別展と講演会を開催 |
351万円 |
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「開府400年記念所蔵資料展 江戸時代の長岡」や記念講演会、図書館まつりを開催します。
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北前船寄港地フォーラム開催への支援 |
696万円 |
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長岡北スマート流通産業団地の整備と分譲促進 |
9億9,266万円 |
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平成32年度中の一部分譲開始に向け、下水道施設の整備や映像などによるPRを実施します。
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企業の事業承継の支援 |
1億53万円 |
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制度融資を創設します。関係機関と連携して、事業承継をサポートします。【⇒P18】
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障害者の雇用の促進 |
343万円 |
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企業とのマッチングを進める就労支援推進員の配置や企業向け障害者雇用促進講演会を実施します。【⇒P42】
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新・農業人リクルートの支援 |
553万円 |
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首都圏で開催される「新・農業人フェア」へ出展し、長岡の農業をPRします。インターンシップを受け入れる農家への助成や、U・Iターンによる新規就農者などへの技術習得支援を行います。
▲農家でのインターンシップ |
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中学校部活動指導員の配置 |
602万円 |
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モデル校へ10人配置し、部活動の質的向上と教職員の負担軽減を図ります。
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中学生の海外派遣 |
932万円 |
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国際交流協会と米百俵財団が連携し、姉妹都市・ホノルル市への中学生の派遣人数を増やします。
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長岡崇徳(すとく)大学(仮称)の開学を支援 |
2億343万円 |
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平成31年4月の開学に向け、校舎改修費などを支援します。
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小・中学校図書館に学校司書を配置 |
1,459万円 |
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学校司書を9人配置し、学校図書館の活用を支援します。
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小・中学校入学準備の就学援助費を前倒し支給
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2,054万円 |
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入学準備時期に合わせて支給し、円滑な就学を支援します。【⇒P41】
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長岡戦災資料館15周年記念事業の実施 |
65万円 |
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長岡空襲体験画や戦災殉難者遺影を展示した特別展を開催します。 |
大積スマートインターチェンジ(仮称)の整備に向けた調査検討 |
1,460万円 |
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左岸バイパス南北延伸の推進 |
6億6,884万円 |
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摂田屋地区情報発信拠点の整備 |
4,368万円 |
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機那(きな)サフラン酒本舗の整備に向けた調査設計を実施します。
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「ながおか花火館(仮称)」の整備 |
2億4,596万円 |
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東京五輪前のオープンを目指し、長岡花火を通年PRする施設と地域振興・交流施設を整備します。 |
産後デイケアの拡充 |
1,324万円 |
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産後デイケアるーむ「ままナビ」を5カ所増やし6カ所に、「ままリラ」を1カ所増やし2カ所に開設します。
▲ママの学びの場「ままナビ」 |
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子どもの貧困対策の推進 |
840万円 |
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情報収集や支援のコーディネートを行う専門職員(子どもナビゲーター)を配置。子育て世帯のニーズ・生活実態の調査を実施します。
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保育体制の強化 |
2,457万円 |
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業務の補助や配慮を要する児童の見守りを行う職員の人件費を助成します。
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保育環境の整備 |
10億5,356万円 |
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認定こども園1園、認可保育園3園、幼稚園2園を整備し、3歳未満児保育定員を67人、3歳以上児保育定員を48人増やします。
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病児・病後児保育の支援 |
3,903万円 |
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病児・病後児保育施設を1カ所増やし2カ所に、病後児保育施設を1カ所増やし5カ所に開設します。 |
障害者の就労の促進 |
1,232万円 |
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職場のマナーを学ぶ研修を実施。企業へのジョブサポーターの派遣や市役所での職場体験実習の強化を行います。
▲市役所での職場体験実習 |
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「はつらつ広場」の増設 |
1,524万円 |
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はつらつ広場を14カ所増やして60カ所にし、高齢者の社会参加と生きがいづくりを支援します。
【⇒P40】
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基幹3病院の運営費の助成 |
1億7,000万円 |
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骨髄など移植ドナーへの支援 |
70万円 |
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自殺対策の強化 |
434万円 |
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自殺対策計画の策定や、関係機関との連携、企業への働き掛けを行います。
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性的マイノリティの理解促進、男女共同参画とDV防止の推進 |
2,358万円 |
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冬季の車道・歩道の安全確保 |
7億2,685万円 |
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市有消雪パイプを更新し、町内会などの私有消雪パイプ整備を支援します。雪崩危険箇所に雪崩防止柵を設置。除雪車6台を更新します。
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与板消防署中之島出張所の整備 |
2億3,792万円 |
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消防車を配置し出動体制を強化。消防団の拠点も整備します。
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浸水被害(ゲリラ豪雨)への対策 |
15億73万円 |
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琴平地区に市内初の公園地下貯留施設、寿町に排水ポンプ場放流渠(きょ)を整備します。そのほか、浸水被害の軽減を図るため雨水管増強などのピンポイント対策を実施します。
▲昨年11月に東新町に貫通した雨水貯留管と内部を見学した新町小学校の児童たち |
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野生鳥獣被害の防止と低減 |
2,935万円 |
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鳥獣被害対策実施隊による被害防止活動を実施。狩猟免許取得費用を助成し、有害鳥獣捕獲の担い手を確保します。【⇒P36】 |
中山間地域の集落支援 |
2,226万円 |
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地域に寄り添い活動する集落支援員を10人増員し、13人にします。高齢者の交流の場の立ち上げを支援します。
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安全・安心な道路環境の確保 |
2,740万円 |
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川口地域で市道の包括的な維持管理業務を、三島・小国地域で道路パトロール業務を民間委託します。
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地域で行う除雪作業への支援 |
950万円 |
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町内会などの除雪共助組織の結成を支援。除雪作業の燃料費相当額を助成します。除雪ボランティアを呼び込む仕組みづくりを研究します。
▲除雪応援隊をつくり、高齢者宅や町内各地を除雪する青葉台三丁目のみなさん |
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地域インフラの整備 |
232億357万円 |
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道路や河川、学校、福祉施設、上下水道など、生活に密着した身近な公共事業を実施します。
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中小企業の資金繰りの支援 |
115億6,962万円 |
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事業承継貸付の創設、地方創生特別融資と経営支援借換対応特別融資を1年延長。地方創生特別融資起業創業貸付と小口零細企業保証制度資金の限度額を引き上げます。【⇒P18】
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住宅・空き家リフォーム費用の助成 |
7,000万円 |
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【⇒P38】
▲市ホームページに掲載している、住まいや空き家の情報を紹介する「住まいの情報 ながおか」 |
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学生のものづくり世界大会への出場を支援 |
60万円 |
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ながおか・若者・しごと機構への支援 |
5,400万円 |
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産学官金が連携し、長岡で学ぶ・働く魅力の創出や、若者提案プロジェクトの実現、出会い・交流を促進します。
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市民活動団体への支援 |
1,865万円 |
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市民団体などが自ら企画・実施する活動やイベントを支援します。
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寺泊地域と栃尾地域にコミュニティセンターを開設 |
4,928万円 |
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地域おこし協力隊の活用 |
8,116万円 |
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隊員を7人増員し20人に。任期が終了する隊員の起業を支援します。
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地域ブランド力の強化・発信を支援 |
560万円 |
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与板打刃物、栃尾織物のブランド力を強化・発信します。
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地域の宝の磨き上げ |
3,166万円 |
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中之島の大凧や三島竹あかり街道などの住民主体の取り組みを支援します。
▲住雲園の再生に向けた住民主体の整備活動(和島) |
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栃尾地域の公共施設再編と交流拠点施設の整備 |
3,847万円 |
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計画づくりと交流拠点施設の整備に関する調査を行います。 |
世界レベルのアスリートによる未来のアスリート育成 |
600万円 |
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障害者スポーツの推進 |
112万円 |
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「パラスポーツフェスタながおか」の開催など、障害のある人がスポーツに親しむ機会を広げます。
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オーストラリア競泳チームの合宿の受け入れと市民交流 |
2,471万円 |
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8月の「東京パンパシフィック水泳選手権2018」の事前合宿の受け入れ、同チームコーチによるクリニックなどを行います。
▲小・中学生への競泳教室 |
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2020東京オリンピックを目指す長岡のトップアスリートの活動支援 |
700万円 |
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2020東京オリンピック・パラリンピックに向けたプロモーション |
701万円 |
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火焔土器の魅力を全国・世界へ発信。英国・大英博物館での火焔型土器の常設展示を続けます。長岡花火や縄文文化などの魅力をCMで発信します。
▲羽田空港でのPR |
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ふるさと納税の魅力拡大による長岡ファンの獲得 |
3億1,899万円 |
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【⇒P12】
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地域資源の効果的なPR |
2,924万円 |
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長岡シティプロモーション戦略に基づき、地域資源(発酵・醸造のまち長岡、長岡産「食材」、ながおか米、錦鯉など)を全国・世界に発信します。
【⇒P13】
▲長岡産コシヒカリ、枝豆など、おいしい長岡産「食材」をPR |
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中越文化・観光産業支援機構による広域観光の推進と新たな産業・雇用の創出 |
1,303万円 |
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広域観光プロモーションを展開します。与板★中川清兵衛記念BBQビール園を支援します。
【⇒P24】 |
古志高原スキー場の整備 |
6,200万円 |
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夏季のにぎわいづくりに向け、センターハウスの増改築と駐車場整備を実施します。
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「越路もみじの茶屋(仮称)」の整備 |
500万円 |
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もみじ園に来園者の休憩施設を整備します。
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寺泊赤泊航路の運航と社会実験への支援 |
3,000万円 |
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フォートワース市・トリアー市・ホノルル市との姉妹都市交流の支援 |
3,540万円 |
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ビジネス交流や文化交流などを行います。【⇒P23】
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インバウンド観光の推進 |
289万円 |
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観光通訳ボランティアガイドを育成します。米国のホノルルフェスティバルで観光PRをします。
▲ホノルルフェスティバルのPRブース |
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全国クラスの錦鯉品評会の開催・誘致 |
730万円 |
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牛の角突き文化財指定40周年記念事業の支援 |
150万円 |
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記念式典の開催と記念映像を作成します。
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第80回全国都市問題会議の開催 |
1,400万円 |
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約2,000人の全国自治体関係者が一堂に会し、さまざまな視点から都市政策を議論します。 |
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