グローバル化・DXで

産業の未来を切り開く

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首都ビシュケクのアラトー広場

官民視察団がキルギスを訪問

 磯田市長は10月10日から3日間、市内の介護・医療法人やIT事業者、製造業の関係者と共に、日本への人材の送り出しに積極的に取り組むキルギス共和国を視察しました。
 介護・IT・観光分野の専門人材受け入れを進めるため、現地の政府関連機関やIT系企業などを視察。人材交流に必要な枠組みづくりや市内企業とのビジネス連携の可能性などを話し合いました。
 また、日本で働く人材を育成するアラバエフ・キルギス国立大学付属日本学院などを訪問。介護分野などで日本での就業に意欲的な学生と交流したほか、大学の学習内容や学生の日本語の習得レベルなどを確認しました。
 市は今後も、専門的な知識を持つ外国人材が活躍できる環境を整備し、市内企業のさらなるグローバル化やDXを後押しします。
【問】産業立地・人材課 ☎ 0258-39-2228
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日本への人材送り出しを担当する労働・社会保障・移民省の副大臣と意見交換をする磯田市長

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アラバエフ・キルギス国立大学付属日本学院の学生と交流する訪問団

キルギス共和国って どんな国?

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 ユーラシア大陸のほぼ中央にあり、美しい自然に囲まれた国です。近年、IT産業の育成に力を入れており、高い技術力が注目されています。日本の援助で産業や社会サービスの整備を進めたことや日本人と顔立ちが似てい ることなどから、親日国として知られています。

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訪問団を歓迎する民族楽器の演奏

 視察参加者の声

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長岡工業高等専門学校
教授・矢野昌平さん

 キルギスの学生からは、日本で働いて技術を身に付けたいという意欲を感じました。IT技術者が不足している長岡の製造現場にITを学んだ彼らがインターンシップに来てくれたら、新たな化学反応が起きるかもしれない。そこに長岡の学生も加われば、長岡の産業はもっと面白くなりそうです。

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長岡三古老人福祉会
高齢者複合施設サクラーレ福住
施設長・冨田幸二さん

 キルギスの学生が期待に満ちた笑顔で迎えてくれました。介護業界は人手不足で、海外から多くの人材を受け入れています。キルギスの学生は向上心や日本への関心が高く、介護人材としての可能性を感じました。みんなで力を合わせ、長岡らしい温かい介護を届けていければと思います。

DX(デジタル・トランスフォーメーション)...デジタル 技術を取り入れ、製品やサービスをより良く変化させること