自分事として

大雨に備える行動を

 自然災害が激甚化、頻発化する近年。令和元年台風19号では信濃川が観測史上最高水位に達したことから、信濃川が氾濫する危険性を考える必要があります。市は、それを踏まえ「長岡方式の避難行動」(下ページ)を呼び掛けています。一人ひとりが自分事として、万が一の備えを確認しましょう。
【問】危機管理防災本部 ☎ 0258-39-2262

ハザードマップの確認を

洪水ハザードマップで、自宅が「浸水するか」や「水に流されて倒壊する恐れはないか」を確認しましょう。避難方法や避難先を事前に決める判断基準になります。
視覚障害者向けの点字、音声読み上げ版や外国人向けの英語・中国語・ベトナム語・やさしい日本語版もあります
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◀市ホームページ(マップのダウンロードや解説動画など)
◀ながおか便利地図(住所で検索してマップを表示)

避難行動の確認を

 警戒レベル3で「高齢者などが避難開始」、警戒レベル4で「全員避難」が基本です。いざというときに速やかに行動できるよう、警戒レベルに応じた行動を事前に確認しておくことが大切です。避難行動を時系列で整理する「わが家の防災タイムライン」を使って、家族で避難先や連絡方法などを考えましょう。
◀わが家の防災 タイムライン
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積極的な情報収集を!

最新の防災情報を確実に得るため、平時から情報源を確保しておきましょう。

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避難場所の位置・混雑がわかる!

VACAN(バカン)

信濃川増水の場合は“より早い”避難を

▶詳しくはこちら

Q1「信濃川早期警戒情報」って何?

▶信濃川上流の水位が上昇して市内で氾濫の恐れがあるときに、市が独自に発表し、早めの避難行動を呼び掛けます。特に高齢者や障害のある人など避難に時間を要する人は避難を始めてください

Q2いつ発表される?

▶次のいずれかを目安に、今後の気象見込みなどと総合的に判断して発表します

Q3なぜ早めの避難が必要?

▶信濃川が氾濫すると、市内の広い範囲で浸水が想定されるためです

 上流で降った大雨が数時間後に下流の長岡市に到達し、市内で雨が降っていなくても氾濫する恐れがあります。

Q4発表されたら?

「長岡方式の避難行動」を!

▶浸水しない地域にある避難場所を先行して開設します。
できる人は①または②の行動を

①浸水しない場所へ車などで避難

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□浸水しない知人・親戚宅や下記の避難場所へ

指定緊急避難場所

信濃川が氾濫しても浸水しない地域(ハザードマップで白色の地域)の避難場所を開設します。

車中避難場所

高台にある公共・民間施設の駐車場、学校のグラウンドなどを車での避難の一時的な滞在場所として開放します。
川東...悠久山公園・市営スキー場など
川西...ニュータウン運動公園・国営越後丘陵公園 NEW など
市外...みつけイングリッシュガーデン NEW など⇒4ページへ

▶こちら

②自宅の上の階への避難を準備

ポイント

洪水ハザードマップで、自宅が水に流されて倒壊する恐れがなく、上の階が浸水せず安全と判断できた場合のみ有効です

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□3日分以上の食料や水を備蓄
□車は浸水しない場所に移動

さらに水位が上昇したら...

「警戒レベル3・高齢者等避難」の発令で
全避難場所を開設します

①・②が困難な人は最寄りの避難場所へ

ポイント

災害の危険が迫ったら、ためらわず近くの避難場所に向かいましょう

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 浸水が想定される区域内であっても、上の階に避難できる施設です。
□避難は車ではなく徒歩で
□食料や水、感染症対策品を持参