大切な人との幸せのために 認知症、正しく知ろう

大切な人との幸せのために 認知症、正しく知ろう

認知症の人や家族などが集う「オレンジカフェ」で出会い、5年以上交流がある
神保みゆきさんと木村さん親子。思い出話に花を咲かせていました(8月10日)
オレンジカフェ世話人 神保さん(左)
認知症の人と接するときも、相手を思い、寄り添う気持ちがあれば大丈夫。周りの人は、「あの人は認知症だから」と抵抗感を持たず、気軽に接してほしいです。
約10年前に認知症と診断された はなさん(中)
散歩や体操が今でも日課。文句ばかり言ってしまうけど、いつも見てくれる娘には本当に感謝してるんです。
母親を介護する 木村和子さん(右)
介護する人同士が顔を合わせ、交流できる機会は本当に貴重です。オレンジカフェなどで同じ境遇の人と話し、共感し合えるだけで救われることもたくさんありました。

 認知症は脳に障害が起こり、日常生活に支障が出ている状態をいいます。ただ、認知症になったら全ての人がすぐに記憶をなくしたり会話ができなくなったりするわけではなく、症状は人それぞれです。

新型ウイルス禍、理解さらに深めて
 新型コロナウイルスの影響で人と交わる機会が減る中、高齢者の認知機能の低下が懸念されています。
 認知症は予防が大切なのはもちろん、周囲の人の正しい理解や相手に寄り添う気持ちが重要です。適切な医療ケアなどを受けることで、認知症の人も住み慣れた地域で自分らしく暮らすことができます。
 気軽に同じ境遇の人と交流や相談ができる「オレンジカフェ」などの利用もおすすめです。

●認知症の相談は包括≠ヨ
 地域包括支援センター(包括)は、高齢者の相談窓口です。お近くの包括は高齢者基幹包括支援センター(☎89-7440)や市ホームページで。


〜9月は世界アルツハイマー月間、高齢者見守り強化月間〜

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認知症地域フォーラムin長岡
「笑顔で生きる〜認知症とともに生きる〜」

   オンラインでの講演会です。

  日時 10月11日(月)午後1時30分〜2時30分
  場所 リリックホール
  講師 認知症当事者ネットワークみやぎ代表理事・丹野智文さん
  定員 200人先着
  申込 9月10日(金)から長寿はつらつ課へ電話、FAX39-2603、
Eメール hatsuratsu@city.nagaoka.lg.jp
(住所、氏名、電話番号、「10月11日フォーラム聴講希望」と記載)で

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市民セミナー
「元気なうちから、もしものときのことを考えておこう」

  日時 9月29日(水)午後2時〜4時
  場所 中央図書館
  講師 長岡赤十字病院医師・佐藤直子さん
  定員 50人先着
  申込 長寿はつらつ課

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オレンジカフェ

 認知症の人や家族などが集い交流する場で、市内に13カ所あります。
 開催日時や場所など詳しくは市ホームページで。

▲自宅を出にくい人も参加できるようにオンラインも活用

▲自宅を出にくい人も参加できるようにオンラインも活用


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認知症サポーター養成講座

 認知症の症状や対応を学びます。受講者には、新潟アルビレックスBBと制作した「認知症ブースターカード」(写真)を渡します。

「認知症ブースターカード
  日時 @9月20日(祝日)午後3時〜4時30分
A27日(月)午前10時〜11時30分
  場所 @まちなかキャンパス長岡
Aさいわいプラザ
  定員 各20人先着
  申込 9月6日(月)から長寿はつらつ課へ

【問】 長寿はつらつ課 ☎ 39-2268


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