【問】観光企画課 ☎39・2344
都市計画課 ☎39・2225
長岡市を訪れる人を増やしてまちを元気に! 市は、市民や民間企業と連携して、長岡のまちを訪れ、食事や観光などを楽しむ「交流人口」の拡大に取り組んでいます。
地域経済の活性化には、市外から訪れる人をどう増やし、地域での消費にいかにつなげるかがカギになります。
長岡には、長岡花火をはじめ、各地域に歴史や文化、自然、食など多くの魅力があります。観光客に選んでもらえるまちになるよう、それらの魅力をさらに高めていきます。
和島地域にある良寛ゆかりの「はちすば通り」(写真1)。住民による景観づくりを市が支援し、趣のある街並みが形成されました。
醸造のまち・摂田屋地区(写真2)や寺泊地域の旧北国街道周辺(写真3)でも、景観の維持や街並みづくりが進んでいます(ページ下)。今後も住民と市が一体となり、観光資源の磨き上げと駐車場整備などによる利便性の向上に取り組みます。
また、観光施設の整備は、国の支援制度を最大限活用するとともに、管理運営を民間事業者に任せ、収益の一部を市に納付してもらうなど、施設整備が市の負担にならないよう工夫して進めます。
NPO法人醸造の町摂田屋 町おこしの会
平沢 政明 さん
酒・みそ・しょう油などの蔵元が5軒ある醸造のまち・摂田屋地区には、歴史的な建造物も多く残っています。平沢さんたちは、摂田屋地区の景観維持や魅力発信のため、イベントや勉強会、ボランティア活動などを行っています。
「摂田屋に来て『感動した』という声もいただきます。醸造文化や機那サフラン酒本舗をはじめとする歴史的建造物など『ここにしかない』魅力が摂田屋にはあります。それらを活かして、来た人が喜び、住民が自信を持てる地区にしたいです」
市は機那サフラン酒本舗の建物の寄付を受け、摂田屋地区の情報発信・交流拠点として改修します。改修後の施設は、民間の活力で運営します。
現在は、2020年の一部オープンに向け、米蔵やトイレ、駐車場の整備を進めています。
寺泊地区まちづくり協議会 会長
宮川 精治 さん
魚の市場通りや海水浴場など観光資源が豊かな寺泊地域。その観光客を、多くの史跡やツワブキの群生地などが集まる旧北国街道周辺まで呼び込もうと、宮川さんたちは“歩いて楽しめる”環境づくりを進めています。
「散策道を歩きやすいように、草刈りや看板の設置などをしています。観光客、特に若い人に来てもらうには駐車場や広い道路が必要なので、汐見台の整備には期待しています。これからも住民同士で話し合い、アイデアを出していきたいです」
旧寺泊中学校の跡地で、見晴らしが良い高台です。津波の避難場所にもなり、市は駐車場とトイレ、大型バスも通ることができる新たな道路を整備しています。」
長岡花火を核に一年を通して長岡の魅力を発信する新しい道の駅の名称が、「ながおか花火館」に決まりました。
市内外からの応募2,674通の中から選考。市民や有識者などによる選定委員会で「花火のまち長岡をストレートに伝える名前。全国的に長岡の知名度を高められる」と決定しました。
ドーム型シアター(写真4)やフードコート、地場産品販売スペースなどを設け、2020年にオープン予定です。
【問】観光事業課 ☎39・2221
古志高原スキー場のセンターハウス(管理棟)を改修し、通年で食事を提供します。
市民はもちろん、団体で訪れる観光客や視察者も食事ができ、滞在時間が増えることから、地域での消費の拡大につながります。
メニューは地元産の食材を使った洋食が中心(写真5)。食を通じて地域の魅力を発信します。
営業日時=11月30日(土)までの毎週水〜日曜日午前11時〜午後2時(冬期はスキー場営業)
【問】山古志支所地域振興課 ☎59・2339
もみじ園内に特産品や軽食を販売する「越路もみじの茶屋」がオープンしました(写真6)。ボランティアによる園内の案内や観光情報も紹介します。
【問】越路支所産業建設課 ☎92・5903