【問】問職員倫理…コンプライアンス課 ☎39・2368
入札・契約制度……行政管理課 ☎39・2208
このたびの職員の不祥事につきましては、市民の皆様に多大なご迷惑をお掛けしましたことを改めて深くお詫び申し上げます。
今回、両委員会からいただきました提言に基づき、職員の公務員倫理の向上はもとより、利害関係者などとの適正かつ節度ある関係性の構築、入札・契約制度の改革を進めます。不正を二度と起こさないよう、職員一丸となって市民からの信頼回復に努めてまいります。
市発注工事の入札に関する情報を市の特別職を含む2人の職員が漏えいした事件を受け、2月に設置した「職員倫理」と「入札・契約制度」の第三者委員会が提言をまとめ、6月17日に磯田市長に手渡しました。
「職員倫理」では、事件の裁判で明らかになった事実や職員へのアンケート調査を基に、委員会を7回開催。利害関係者や議員(秘書を含む)との関わり方などを議論しました。委員長を務めた元名古屋高等裁判所裁判長で弁護士の高田健一さんは「5年、10年先とさらに発展させて、実効性のある指針として根付いてほしい」と述べました。市は提言に基づき7月1日、 「長岡市職員倫理・行動指針」を策定しました。
また「入札・契約制度」では、制度の検証や他市町村の事例調査、事業者へのアンケートなどを実施。公正性と透明性の高い制度の構築に向け、6回の審議を行いました。委員長を務めた新潟大学法学部教授の沢田克己さんは「対策で急ぐべき3点に絞り、中間報告をまとめました。これを指針に、制度の改革に着手することを期待します」と話しました。市は今後、提言に基づく新しい制度の具体的な検討を進めます。
▲磯田市長に提言書を手渡す「職員倫理」の高田健一委員長(左)と
「入札・契約制度」の沢田克己委員長(中央奥)
「競争性と工事品質の確保を図りつつ、公正性と透明性のより高い入札・契約制度を構築すること」を理念とし、3つの方策を提言する。
※委員会では引き続き、一般競争入札を行う工事額や工事企業のランク付けなどの妥当性を審議します
◎各委員会からの提言などは市ホームページに掲載しています
長岡北スマートIC(インターチェンジ)の南側に整備する「長岡北スマート流通産業団地」の第1期エリアの進出企業7社が決まりました。
分譲面積は9区画約7・7ヘクタール、県内外17社から申し込みがありました。市が、
・地域経済への寄与
・産学官の連携
・若者の雇用の確保
などの面から審査。県外から2社が新規、5社が市内の拠点を移転または集約し、増設して進出します。
業種は、製造業や運送業などで、設備投資に約83億円の効果、売り上げは年間約88億円以上と予想されます。従業員数は7社合わせて約380人で、うち約120人を新たに雇用する予定です。
県内のスマートICで最も早く利用200万台を突破した長岡北スマートIC。各企業が進出を決めた理由には、IC直結の利便性に加え、大学・高専が集まり共同研究が期待できること、集積するものづくり企業との連携もありました。
市は引き続き、市内企業や4大学1高専などとの連携を深めながら、経済の活性化と定住人口の増加に向け、同産業団地の第2期(下記)、第3期(今年度中に予約分譲を受け付け予定)の企業誘致を進めていきます。
【問】産業立地課 ☎39・2298
申し込み資格や優遇制度など詳しくは、「ながおか企業立地ガイド」ホームページをご覧ください。
分譲面積=約4,965m2〜約18,250m2
分譲価格=15,200円/m2から
引き渡し=令和3年夏〜秋
【申】産業立地課
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