もしもの備えに連絡先や医療期間事前位登録を

特に高齢者や一人暮らしの人は、被災しけがをすると自分のことを正しく伝えることが難しくなります。家族の連絡先や医療機関などを事前に備えておく「フェニックスネット」の登録と「緊急時あんしんカード」の掲示で、もしもの時に迅速な措置を受けることが期待できます。


病状を書いて避難所に持参も緊急時あんしんカード

名前や生年月日などの基本情報、健康状態、連絡先を書いて冷蔵庫に貼っておきます。災害時、救助に訪れた人が詳細を確認できるほか、避難所に持参して自分の情報を簡単に伝えることができます。
フェニックスネットの登録と合わせて利用することで、さらなる安全・安心の確保につながります。

【問】福祉総務課 ☎39・2217


災害・救急時のスピード対応に効果!フェニックスネット

事前に登録してあるかかりつけの医療機関や連絡先などを、救急隊員がタブレット端末を使い現場で確認します。緊急時の素早い処置・搬送や、搬送先での迅速な治療につながります。
登録者は4,850人(5月1日現在)。長岡市医師会や医療・介護の関係団体と市でつくる「長岡フェニックスネットワーク協議会」が運営しています。

【問】長寿はつらつ課 ☎39・2268
消防本部警防課 ☎35・2169


◇いずれも無料で、対象は全市民。申込書はアオーレ長岡福祉窓口、長寿はつらつ課 (さいわいプラザ内)、各支所市民生活課などで。市ホームページでフェニックスネットの紹介動画を公開しています

フェニックスネット
▲動画はこちらから




高齢者や障害者など災害時に助けが必要な「避難行動要支援者」のため、町内会や自主防災会を中心に地域ぐるみで支援体制づくりを進めています。各団体でわからないことがあればご相談ください。

【問】福祉総務課


119番通報で17言語に対応します

外国人から119番通報があった際、コールセンターを介した通訳を行っています。英語、中国語、韓国語など17言語で、24時間対応しています。

【問】消防本部警防課 ☎36・0119


●長雨や大雨のとき
●川の水、井戸水、湧き水の量が変化したり濁りだしたりしたとき
●土地に亀裂が生じたとき

は、土砂災害の危険が迫っています。いつでも避難できるように準備してください。
日ごろから近くの山、がけ、川などの様子に注意し、異常があればすぐに連絡してください。

【問】河川港湾課 ☎39・2233
県長岡地域 振興局治水課 ☎38・2629



水害から日常を守るために 下記側放水路が完成 浸水戸数9割減へ

水害から命を守るためには、日頃の備えや情報収集が欠かせません。一方で、市は市民の命や暮らしを守るため、市街地の浸水対策工事をはじめとした水害に強いまちづくりを進めています。

市街地の浸水被害を軽減する柿川放水路が完成しました。市街地を流れる柿川の流域は、大雨でたびたび被害を受け、平成23年7月新潟・福島豪雨では約900戸の家屋が浸水しました。
今回、道路の下に放水路を整備するとともに排水ポンプを設置し、あふれた水を太田川に流すことが可能に。新潟・福島豪雨と同規模の大雨が発生しても、浸水戸数を約9割減らすことが期待できます。

【問】河川港湾課 ☎39・2233


貯留管の整備で表町地区の浸水被害を軽減

表町地区に最大径約2.6m、3,000m3の雨水を貯めることができる貯留管を整備しました。表町地区の雨水を、柿川放水路の整備で流下能力に余裕ができる柿川に排水し、同地区の浸水被害を軽減します。


公園地下に貯留施設。 琴平地区などに効果

琴平2丁目の「琴平つくしんぼ公園」に、市内初となる公園地下の巨大貯留施設を建設中です。内部の高さは約4m、貯留量は2,800m3で、25mプール約8杯分の雨水を貯めることができます。東新町地区と琴平地区の排水能力が改善します。今年度中に供用開始の予定です。

【問】下水道課 ☎39・2235


▲貯留施設のイメージ


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