長岡市自助・共助の意識を高め市民のいのちを守る条例の制定
長岡市議会では、平成16年に発生した中越大震災及び7.13水害から20年の節目を迎えるに当たり、災害発生直後の公助が機能するまでの避難行動や避難生活において、自分の命を自分で守る「自助」、身近にいる人同士が助け合う「共助」が災害から命を守る上で重要かつ不可欠であるという教訓を得ました。近年頻発する自然災害に備えるため、これらの意識を高めるとともに、市民による自発的な防災・減災のための活動の促進を図ることを目的とした「長岡市自助・共助の意識を高め市民のいのちを守る条例」を制定しました。
制定までの経緯
この条例は、令和6年2月に長岡市の防災を考える議員有志からの申し入れにより、同年3月に市民防災条例(仮称)制定検討委員会が設置され、同委員会において検討されてきたものです。
検討委員会は令和6年9月までに計6回開催され、条例案に対するパブリックコメントの実施を経て、9月定例会最終日に発議、可決されました。